悪人観た。

とにかく暗かった…。そして地元過ぎてなんか…全然映画観てる感じしなかった。小説では『若者はそんな方言使わんよ…』ってのも映画ではだいぶナチュラルに!しかし岡田くんは違和感アリ(笑)。顔と言葉が不一致!
劇中に、わたしが嫌いな世間のパターンが出てきた。佳乃の父親が岡田くんに食ってかかるシーン…お父さんちょっといいこと言ってる。んだけど、あんたの娘は出会い系で売春まがいのことして結局殺されたんじゃん…子が子なら親も親!説得力ナーシ!ってわたしが岡田くんなら激ギレしそうだ。そりゃ夜の山に蹴り出し放置はよくないけどさ。でもそれもやっぱりあんたの娘が…(以下略)。てな感じ。そこのシーンなんか腹立ちました。(&親子2代で岡田くんに蹴られた!と、ちょっとプッてなった…わたしはそうやって人を笑って生きていくのか?いやいや…。)
つーかわたし身内が出会い系(もしくはクスリとか、世間に顔向けできない系)絡みであんな風に殺されたら、恥ずかしくて葬式とかあげらんないんですけど…しかもあんな立派なさぁ。たとえわたしがそんな殺され方しても、絶対やめて欲しい!ハズい!!やっぱり親も親なのか…?
この、本人にも(かなり)責任があるのに、やたら被害者ヅラする親とか大キライです。意味わからん。わたしも悪人なんで、その先の人間らしい気持ちがどうしても汲み取れない。
主役ふたりに全然ふれてない(笑)。だって殺人犯と逃走したがる気持ちなんて、↑以上に理解できなくて、もぅ怒りさえ沸いてこないから…。まぁ、あれですね…恋は盲目ってのと、やっぱり愛情に飢えて育つと、歪んだ形で愛を欲しがるってことですかね。
あー呼子イカ食べたい!残りは天ぷらにして欲しい!

わたし的に妻夫木くんは『悪人』ではないです。悪人は佳乃じゃ!!